2010年9月14日火曜日

模型でイメージを確実に。

一つの住宅の計画の中で、模型は大体2回作ることが多いです。

コンペやファーストプレゼンの時に一回。打合わせを実際に開始して、ほとんどプランが固まった時点で、2回目の模型。(打合せを重ねていくと、最初の案とは変わってしまうことがほとんどですので・・。)これでお施主さんに、内観・外観がOKかどうかの確認をします。

写真の模型は、今設計中の2世帯住宅の模型です。2回目の模型のほうです。きのうの打合せ用に作りました。

部屋のプロポーション、各部屋のつながり方、外観の様々な角度からの見え方・・・、などなどのイメージを、模型によって確実にしていただきます。

世の中の設計事務所のスタイルによっては、もっと計画の初期の、建物をどういう形にしようか?という段階から、スタディ模型を作成して、いろいろな形を模索する・・・。というところもあります。

前に若手建築家の長谷川豪さんの記事を雑誌で見たときに「設計のアイデアが固まるまでに千も二千も模型をつくる。」とあったのです!が、これは、1日中何個も模型を作ってくれるバイト君か若手スタッフがいてくれないと到底できないことです。ましてや事務所内部にそんなたくさんの模型を置くスペースも普通はないよ~!

そんなマンパワーを使えない、一人事務所である当事務所では、設計のアイデアを固める段階は、あーでもない、こーでもないと、いろいろなスケッチを書き重ねて、案をまとめていきます。

それで、これで行こう!とプランがまとまったところで、プレゼン用となる、1回目の模型が建ち現れるのでありますー。

もちろん、作ってみたところで、ちょっと思っていた感じと違うなぁ~っ、という場合には、いろいろ作り変えながら、考えることになってしまって、模型を作る時間がやけに長くなってしまうこともあります。

2010年9月1日水曜日

家に木があると・・・

どこの林?という感じですが、実は我が家の目の前、道路を挟んだ向こうがこんな感じなのです。

植木屋さんが所有されてる土地で、ケヤキとハナミズキが主に植えられてます。

庭もないコンパクトサイズな我が家にとっては、こんな庭があって大きな木があったらなぁ~、とも思うのですが、ケヤキは夏前にベタベタな細かい汁を放出して、ウチの奥さんの洗濯物悩みを増やしますし、成長が早く、2年前に植木屋さんがほとんどの枝を切ってしまったのに、もう切る前に近いくらいな葉っぱの量になっちゃって、落ち葉もたくさんー。

などなど木に関しては、いい面も大変な面もありますが、窓から外を見て、緑が見える感覚は何にも変えがたく、ホッとします。

今日は朝、木のところを見てたら、オナガ(鳥)がセミをバリバリ食べてました・・・。(セミは地上に出てから命が短いのに~。)