2017年12月28日木曜日

木造住宅密集地での屋上の開放感

台東区・隅田川に近いところの木造住宅密集地でのK邸現場です。
お客様と現場監督との現場打合せ&コンセントの位置の確認です。
追加したいところがあるか、移動したいところがあるか?を現場で最終的に確認します。
木造2階建てですが、隅田川の花火が見えるようにとのご要望で、7帖強の屋上スペースがあります。ちょっとスカイツリーの上の部分も見えます。
屋上の手摺壁があると、まわりの住宅からの目線もある程度カットされるので、椅子に腰かけて目線が下がるとメインに空が見える開放的なほのぼのとした場所になりそうです。
屋上部分がありますと、断熱・防水をしっかり施工する大変さはありますが、狭小地で庭スペースとかがほとんどとれない場所でも得られるこの「開放感」はかなり素晴らしいですね~。


2017年12月18日月曜日

アンビルトな計画案

先日、計画してご提案しましたが、予算が折り合わず、他社さんに負けてしまったプランですー。
道路側のみならず、いろいろな方向から、「シンプルな小屋形状」の外観となるように、小さい規模ではありますが、小屋型が集まったような「小さな集落」のような形になりました。
また次にどこかで実現できるように考えたいと思います……。

2017年12月10日日曜日

マンションの現場監理

今、以前勤めていた事務所と共同で東中野のマンションの現場監理をしております。
先日の構造事務所の配筋検査への立会いの風景です。
結構工程がキツイので、たくさんの職人さんが入ってます。
まだ1階の床なので、全体(10階建て)が上がるまでは長い道のりです。
配筋の数・間隔、設備のスリーブ位置などなど、構造的な決め事もいろいろあって、チェック内容は多岐に渡り、なかなか大変なのです…。

2017年8月20日日曜日

車がいろいろ大変で……。

15年くらい前から実家のトヨタハリヤーを譲り受けて使っておりますが、1997年製なので、ことしで20年くらいになります。そろそろ限界に近いらしく、いろいろなところにガタがきており、先日はキーを差し込んでエンジンがかかるところまでキーが回らなくなってしまい、数日前は5回に1回くらいはエンジンがかかっていたのですが、この日は朝から始めて、1時間おきにやってみたのですが、夜になってもウンともスンともいわず…。

翌日、悩んだ末に人生で初めてJAFを呼んでやってもらったのですが、キーを差し込むシリンダーがもうダメになっており、エンジンをかけることがやっぱりできなかったので、近くのトヨタの修理工場のあるところまで、牽引してもらって車はその日から入院となってしまいました。ウチの前の道がとても狭いので、JAFの方が助っ人でJAFの軽自動車タイプを呼んでくれて、その自動車にロープで牽引してもらって、なんとか辿り着くことができましたよ。

結局、修理工場では、今のトヨタのキーの番号に合うシリンダーを取り寄せてもらって、他にダメな箇所がないかを検証しつつ、シリンダーを取り換えてもらって、という作業を順番にやっていただいたので、車は合計3週間も入院ということになってしまいました。

先日、やっと無事に帰ってきました。今年の8月は雨が多いので、戻ってきてくれて、車の便利さを再認識しております。

またどこかダメになってしまうかもしれない恐怖を感じつつ、迫りくる車の買い替え問題に頭がイタイ今日この頃なのです……。


2017年7月5日水曜日

旅をしてるように住む。



学生の時、旅をしてるのが一番好きでした。大学の卒業時に行ったインド旅行で起こったことは私の人生のベースになってます。なかでも砂漠の中の一本道をおんぼろバスに6時間揺られて到着した西の果ての城郭都市「ジャイサルメール」は今も時々思い出す印象深い町です。砂漠の空気感がとても心地よく、町の中の路地がいい雰囲気なのです。

今、家族もいるので、気ままな放浪旅はできない状態ではありますが、J-waveのラジオ番組、日曜日夜8時の野村訓市さんの「Travelling without Moving」の大ファンで、彼のシブい語り口でみんなの旅の話を紹介するトリップ感がささやかな楽しみです。

この「その場から動かないけれど意識は旅をしている。」という感覚が、住宅を設計するのに反映できないものかな~、といつも思います。
一つの敷地に一つの住宅の中で生活を送るのですが、四季によって変化する光の方向や、風のにおいによって、日々何かきのうとは違う感覚をとらえることができる空間、ときに窓から見える庭の景色が車窓のようにも見えるような空間、住んでいる家族も子供は日々大きくなりますし、自分も日々歳を重ねているという事実…、その日その日に生きている空気感を実感して暮らせる空間を作っていきたいな、と改めて思います。

いずれ「動かない旅」をメインテーマに据えた住宅の構想にチャレンジしたいなーと思います。興味がある家を作りたい方はご一報くださいね……。

2017年6月23日金曜日

建築士定期講習

先日、建築士に義務づけられてます、「定期講習」を受講してきました。
その日の会場になっていた渋谷の国連大学です。
となりのこどもの城は岡本太郎の彫刻と共にまだ解体はされてないですね。
朝9:40分から夕方18:00まで、会場にかんずめです。
なかなかこれがキツイです。
この講習を3年に1回受けなければならないのですが、3年なんてすぐ経ってしまうので、5年に1回くらいに変更にならないかなーと思うのですが、一向に変わりません。
お昼休み(45分しかない)が会場での飲食は禁止なので、外に出るのですが、この界隈でちょうど12時からの時間は食べるお店も大混雑、コンビニも長蛇の列、なので、このあたりで、勤めてる人はお弁当か朝に買ってくるしかないよな~と驚きつつ、勤め人だった時にお昼時間をはずして、たまにキッチンジローとかで食べるのが楽しみだったよなーと思いだしつつ、コンビニでサンドイッチを買って、国連大学を見上げながら食べましたよ。
国連大学の1階に、ガラス張りでそとから丸見えの、外国人スタッフばかりのデザイン事務所のようなオフィスがあるのですが、「謎です。」なんで丸見えなのか?外からお客さんがくるような店でもないようですし……。
10年ぶりくらいに来る青山通りは青山フラワーショップがなくなったりしてて、結構お店が変わってました。

2017年6月15日木曜日

制振金物を設置。

先日、「杉並区A邸」の現場にて、お客様立会いで、コンセント位置の確認をしました。

今回の建物では、お客様のリクエストにて「制振金物」を設置してます。三井ホームの会社が取り扱ってる「VAX」というもので、筋交い状のスチール金物の中央部で、スチール板に挟まれた特殊樹脂アクリルゴムが揺れを吸収してくれるので、建物全体の揺れ巾が低減されるというものです。

いろいろネットで調べると、このVAXは2015年度のグッドデザイン賞を受賞しとります!壁のボードを張ってしまうと見えなくなるものなのになんで?ちょっと謎です。

この中央部でスチール板が挟んでる特殊樹脂アクリルゴムは「3M」が作ってるもののようです。なかなか手広くやってるな3M。

2017年6月7日水曜日

カルガモの親子が暮らしてます~。

先週尿管結石でダウンしてから、体調を戻すように、復活の為に夕方に野川をウォーキングしてます。
川を見ながら進んでると、あるカモのまわりをなにか小さいものがうろちょろしてるのがいるんです。何かな~と思って目を凝らすと、カモが子供を連れているのです!
家に帰ってから図鑑(小学生の時に買った日本野鳥の会発行の[フィールドガイド・日本の野鳥]。私のバイブルです。)と写真を見比べたんですが、くちばしの色からどうやら「カルガモ」です。

昔、テレビで騒いでいたカルガモの親子がこんな近所にいたなんて~びっくりー。
ちょっと添付した写真はスマホのものなので、距離もあったので、うまいこと写真が撮れてないですが、母親カモにくっついて「5羽」のこどもたちが、あっちいったりこっちいったりしてます。
とってもカワイイ!よくカラスにやられずにここまで大きくなったなぁ。

野川は岸の部分が土で自然に近い川なので、ウチの近くの岸に「カワセミ」もいますし、とても癒される散歩ルートであります。

ちゃんとみんなオトナになるまで成長するかどうか、これから見守っていく楽しみが増えました。

2017年6月1日木曜日

尿管結石の激痛に苦しむ~。

2017/5/30の朝、起きるとなんかひどい腰痛かな?と思っていたら、みるみる感じたことのないような腹痛になってきて、激痛に歩くのもやっとになってきてしまったので、ちょっとこれは盲腸かな?と思って、奥様に我が家で初めての救急車を呼んでもらって、人生で初めて運ばれました。
慈恵医大病院の救急に入って、CTを撮ってもらって、「尿管結石」と判明!1.2ミリという小ささでありながらも尿管をふさぎ、そこから上の管が腎臓の内部部分まで、流れなくて、太くなってしまって、各部を圧迫しているので、激痛になるとのこと。
それにしても、寝てどの方向を向いてもちっとも苦痛が楽にならない状態といったら、大変そのもの。冷や汗がジトジト。
痛み止めの座薬を入れてもらって、痛みは半分くらいにはなりましたが、石が出ない限りはこの激痛と付き合わなければならないようですー。
原因がわかると、救急から泌尿器科の一般外来へ移動して、沢山待ってる人の中で、苦痛にゆがみながら、待合の椅子で待っておりました。
泌尿器科の先生にCTの画像を詳しく見せてもらって、自分の体のCTを撮ってもらったのは初めてなので、とっても興味深かったです。もっと痛みがない時にゆっくり見てみたい。
今の技術なら、尿管の石を遠隔レーザーで粉砕して、すぐスッキリー、とかいくのかと思ってたら、「このくらいの大きさのものなら、自然に出てくるのをまつしかない。」とのこと。まだこの激痛と付き合わなくてはならないのかー。と絶望的になりましたよ。
石が出てきやすくする薬(気休めらしい)と痛み止め座薬を処方してもらって、処方箋の薬局で待っていると、だんだん痛み止めが切れてきて、痛みに耐えて待合の椅子に座ってる時の切なさといったら・・・。
その後タクシーで自宅までなんとか帰って、水分とうどんを食べて、休んだ後、夕方にようやく、冒頭の写真の石「直径:1.2ミリ」がでましたー!
49才にもなると、いろいろ体の不具合がでるものだな、と思い知らされた一日でした。でも本当に一日で終わってよかった。苦しい修行のような、あの激痛が2日も3日も続いたら、なにか別の部分がおかしくなりそうでしたよ。

2017年5月1日月曜日

我が家兼事務所外壁リフォーム決行!

約10年前に購入しました中古住宅の我が家兼事務所。結構サイディングの外壁がくたびれたり、
築約30年になるので、いずれ手をいれなければならないなぁと思ってましたが、足場をやらなければいけないし、結構お金もかかるので先延ばしにしておりましたが、とうとう一部に雨漏りが来てしまいましたので、「屋根の棟板金交換&屋根塗装+外壁塗り直しなどなど」を先日決行しましたー。
お隣さんとの距離が全然ないので、足場の縦棒をお隣さんの敷地側に立てさせてもらったりといろいろ大変でしたが、近所の工務店である「川又工務店」さんにお願いして丁寧に対応していただき、きれいになりましたよ。
改修前とはちょっと色の感じを変えて、ちょっとカワイイ外観にまとまっております。

羽振りのいい建築家のように、自分で設計した自邸を新築しましたーって感じには現実はなかなか
ならないのですが、できる範囲でどこまでお洒落にできるか、がんばらねばならないと思う今日この頃であります…。