2011年10月3日月曜日

ある住宅コンペ案

先日、とある住宅コンペで考えた案です。


2面が道路に面しており、いろいろな方向から見て、「ウラ」になってしまう面がないような外観構成を考えていましたら、こんな感じになりました。


巨大な住宅ではないのですが、いくつかのブロックに建物を分割させて、それぞれが面する道路の方向に正面を向くような構成としたので、普通のシンプルな箱型の住宅とは違い、見る角度によっては、いろいろな形が重なって見え、「小さな街」のように、とても表情豊かな仕上がりです。


実際はそういう立地ではないのですが、模型を見ていて、この建物が草原の丘のてっぺんに建っていて、日が暮れてきて、夕日に建物が染まる光景を妄想していたら、なにかとてもノスタルジーな気持ちになって、旅してるような気分になりました。


なんか、絵本に出てきそうな家だな~。