2013年5月19日日曜日

野望とモチベーションと・・。

私が事務所を開設した2001年ごろには、いきなり仕事をいただけるツテがあって独立した訳ではなかったので、インターネットで住宅のコンペを行う「ウィークエンドホームズ社」のコンペにせっせと案を作って応募して、がんばってプレゼンして、勝てれば仕事になるー。という流れでしばらくやっておりました。

そんな住宅コンペで戦っている中で、常連の方で「この人が出るならちょっと勝てないなぁ~。」といつも思う建築家の方がたくさんいましたが、やはりそういう方々は今事務所も大きくされて、メジャーになってます。

そんな強者な建築家の一人、遠藤克彦さんの展覧会が、青山のプリズミックギャラリー(若手建築家の展覧会をやっているところ)で行われてます。

仕事ついでに寄ってきました。写真のような公共の建物もコンペで勝ち取って実現されていて、大きくて精密な模型も展示されておりました。住宅コンペで戦っていたときは、私は同じ土俵にいるような感覚でおりましたが、もはや全然大きなステージで活躍されているので、単純にがんばってるなぁ~と関心することしきり。

これはもう、最初に描く「野望とモチベーション」の差ですよね。きっと。

私はひとりで事務所をやって、密度の高い住宅をひとつづつ丁寧にやっていくことが性に合うのだから、私は私でコツコツがんばろうとする思いと、ちょっと私ももっと「オリジナリティー」と「野望」をもって気持ちを入れ替えてやらないと生き残れないぞ?とする思いが複雑に交錯する、青山での昼下がりでした。

2013年5月1日水曜日

天気がいいので自転車で地鎮祭へ

4/28(日)三鷹市深大寺2丁目の敷地で地鎮祭。

天気がいいので敷地まで自転車で行ってみることにしました。

私の自転車は折り畳みの、車輪が小さいタイプで、遠出するのには向かないものなので、おしりがちょっと痛くなりましたが、片道45分のサイクリングはいい気分転換になりました。

深大寺植物公園のあたりから三鷹方面へ行く「武蔵境通り」は写真のように広い歩道が整備されていて、自転車レーンも設けられていて、とても走りやすい道になってました。

ここまで幅に余裕があれば、自転車は車道を走るのではなくて、こんな感じで歩道の一部が自転車用に確保されるのが理想ですよね。

よく車では通る道でも、自転車で通ると本当に見えてくるものが違います。

ゆっくりした視線の移動なので、道一本入った部分でなんかおもしろそうな住宅があるぞとか、発見がいろいろあって楽しいものです。

(車のときもいろいろキョロキョロしてて、なにかおもしろい建物がないかなぁと見てるので、「あまりヨソ見しないで。」と奥さんに怒られてますが。)

地鎮祭では神主さんに、オーナーさんご家族と共に、御祓いもしていただいたので、すがすがしい気分で帰路につきました。

2013年4月23日火曜日

名刺デザインいろいろ

名刺は会社や事務所のイメージを反映するものなので、大抵の方ははじめに名刺のデザインを決めたら、そのままずっと使うと思います。

でも、結構私は100or200枚を使いきったらまた別のデザインに変えるようにしてます。

いろいろなデザインを試してみたいし、気分転換にもなりますし。

いろいろな名刺のデザインをいろんなホームページで見てるのは結構楽しいですし。

写真の真ん中のものは、紙質もとても良くて、雪の結晶のようなキラキラの模様もきれいで、渡す方みんなにとても好評で、ずっとこれでいってもいいかなと思っていたのですが、これを作っていたお店が残念ながら無くなってしまったので、続行できなくなってしまいました。

写真右の横縞ライン柄のものが、今使っているものなのですが、きのう現場などで結構枚数を使って終わってしまいましたので、また新しい別デザインのものを注文しました。どんな仕上がりか楽しみであります。

2013年3月26日火曜日

人に教えることは難しい~。

3月は2級建築士講座の学科「計画」の講師として、3週連続で日曜日に登壇してました。

私の事務所は私ひとりなので、お客さんとのつながりはありますが、建築業界の次の世代の若い人達とのつながりはありません。(事務所にスタッフがいればありますけど。いないので。)

日々の設計業務に明け暮れてる私が、「建築業界の次の世代を育てたい。」などという大それたことを考えてる訳ではないのですが、一つの業界に生きてる”職人”として(最近自分の[設計職人]としてスキルを上げる努力を心がけてます)社会的に次の世代の人達の仕事の質が下がらないように何らかの形で貢献しなくてはいけない気がする昨今なのです。


実際の講座の中では、テキストに沿って解説する内容が盛りだくさんなので、もらさず教えることで結構時間いっぱいになってしまいます。(いつも微妙に時間オーバーぎみ)

本当は生徒さん達に設計の仕事の楽しさや苦しさを、くだらない話をまじえながらお伝えしたいのですが・・・。(このあいだテレビでソロモンの「建築家・杉浦伝宗」さんの回見たか?とか言いたいのになぁ。[みんなテレビ見ないで勉強してるか・・・。])


生徒さん達はみんな、仕事をしながら、カリキュラムの中にある、テストや予習・復習をこなして、がんばってますよー。(相当な量なのですこれが~。)

40才代の生徒さんも「年が年なので、なかなか覚えづらくて・・・。」といいながらテキストを真っ赤にして奮闘してます。

私自身もがんばらねばと刺激を受けるこのごろです。

2013年2月6日水曜日

よろず建築見て歩き part1

いろいろな建物を見た感想を、架空のキャラ[所長とコズミちゃん]の対話形式でレポートします。

記念すべき第1回は・・・「武蔵野プレイス」(武蔵境駅前)です。

所長[以下:所] 「数年前に設計コンペで選ばれた、女性建築家・川原田さんの設計によるもので、実はコンペ時の案とは似ても似つかぬものができたんじゃ。(興味のある方はネットで経緯を検索してみて下さい。)」

コズミ[以下:コ] 「どう違うんですか?」

所: 「コンペ案は波打つガラスの外壁で、ほとんどの施設は地下に埋められているものだったんじゃが、行政側との話合いその他で案が2転3転して、ようやく今の形で実現されたようなんじゃ。」

コ: 「よく建築家がはずされなかったですね・・・。」

所: 「コンペ案のままで建ったら、メンテナンス的にも問題がありそうだったので、ある意味デザイン感を残しつつ無難なところで着地したんじゃろな。コンペ案のまま建ってたら、妹島さんのパクリみたいになってたかもしれんし・・・。」

コ: 「・・・・。それでは外観から見ていきましょう。なんか真っ白で楕円の穴がポコポコあいてて、実物大の模型が建ってるみたいですね。」

所: 「そうじゃな。まわりの建物と一緒に写真に写っていなければ、スケール感ナシじゃのぉ~。じーっと見てると、トムとジェリーにでてくるチーズのかたまりのようじゃ。」

コ: 「・・・・。エントランス前に丸い広場があるのですが、折角の広場とのつながりが薄い感じがします。」

所: 「全体の開口部が角のとれた丸っこい開口部で統一されてるんじゃが、それにこだわりすぎて、外へ向けての開放感が薄れてしまってるんじゃないかのぉ。」

コ: 「内部はどうでしょうか。」
   「表現しづらいですが、四角いカマクラが連続してるような空間構成で、直線要素が消されている、[やわらかい」空間に包まれる感じですね。」
所: 「用途は図書館コンプレックスみたいじゃの。市民が立ち寄りやすい駅前図書館としては喜ばれそうな空間やの。」

コ: 「1階の通路に囲まれた真ん中あたりにカフェがあるのはどうなんですかね。」

所: 「外を眺められないカフェなんて・・・。本を持ってなかったらどこを見ていればいいんじゃ?」

コ: 「ダウンライト状のピンスポット的な照明が設定されてますが。照明器具を出さないようにした結果でしょうか?」

所: 「天井が変形ドームみたいな形状の連続なので、この形状の連続を強調させる間接照明にしたほうが、もっと”カマクラ状の天井の連続”を演出できたんじゃないかのぉ。」


総括 :「全体的に外観・内観ともに丸みを帯びた[やわらかいデザイン]が貫かれていて好感が持てますが、折角の駅前という絶好な立地を生かすように期待されている、建築のダイナミズムが[おしゃれな雑貨」テイストの演出に寄ってしまっているような気がするのがちょっと残念が感じがしました。」

2012年12月9日日曜日

洋ランの花芽が食べられた!

事務所の窓辺に置いてある洋ランです。

来年の春に咲くように、花芽が葉っぱの間から着実に伸びてきてました。楽しみに見守っていたのですが・・・。

先日、花芽がダランとしており、「あれどうしたのかな。」とよく見ると、なんと花芽が空洞になってしまって、食べられてました!「えーっ」っと夫婦ともども大ショック。

ウチの奥様は毎年花を楽しみにしており、去年はちょっと外に出したときにダンゴムシに花芽を食べられてしまって、花を見ることができませんでしたので、今年の花芽に対しての期待が大きかっただけに・・・。その落胆ぶりたるや・・・。

今回はだれが犯人なのか、現場検証をしたところ、いろいろなところにナメクジが這った跡が。

敵ながら、ダンゴムシといい、ナメクジといい、はっきりとした目もないのに、おいしいそうな花芽を目ざとく見つける能力にビックリであります。相当、栄養タップリでおいしいんでしょうねー。悔しすぎるー。

こんな事件が今週始めにあったので、夫婦そろってブルーな気分の今週でした・・・。

2012年11月27日火曜日

世田谷区K邸竣工しました。

設計を担当しました、世田谷区K邸[One’slifeホーム]竣工しました。

道路に面した南側の開口部を小さく抑えて、2階LDKの西側のバルコニー側に大きく開口部をとって明るい空間としました。

外側からは分からないのですが、玄関横に坪庭があったり、オーナーさん自らネットでいろいろ取り寄せられた、古材の棚板などなどで味のある空間になりました。

(左写真は、LDKの一部、天井が高くなっているところの露出梁。右は2階LDK西側の大きな開口部。坪庭+バルコニーに面してます。)