[野川遊歩道の家M邸]
外壁は「ジョリパット」という仕上げ材を左官コテ塗り仕上げでやります。
始まる前に左官屋さんがどういう質感の仕上げにするか決めるのに、ベニヤに6枚くらい試し塗りをしてくれました。
骨材の割合や大きさ、水の具合、コテで抑えるタイミング、金ゴテかスチロール製コテか、などなど条件が少し違うだけなのに、違った印象の仕上りになるので、本当に奥の深い世界です。
試し塗りは、どれもそれぞれ良さと味があって、非常に悩みましたが、今回板張りの部分もありますので、あまり抑えたフラットな感じにすると、その板張りの部分の質感に負けてしまう恐れがありますので、荒い感じでコテの動きが感じられるような、それでいて、あばれすぎには見えないものでお願いしました。
私が言うのもおこがましいですが、少しやっていただいたのを拝見しただけでも「腕の確かさ」がすごく感じられる左官屋さんなので、全体の仕上りが楽しみです。
あとは梅雨に入る前に外廻りが完了すればいいんですけどー、平年より入梅が早くなりそうな気配でありまして・・・ちょっと心配。
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