2013年11月29日金曜日

住宅建築の税務知識セミナーに行ってきました。

きのうの夜、東京建築士会(晴海)で開催された「住宅建築の税務知識」についてのセミナーに参加してきました。

通常の建築家の業務の中で、住宅ローンについてなど、いろいろ考えなくてはならないお金のことについての事柄がありますが、デザインや設計業務に重点を置く中で、この分野の知識をもう少し強化させねばならないという思いがいつもあります。

今回は「相続税対策」についてが主な内容でした。例えば、土地の分割の仕方や、建物の用途によって、計画の立て方次第で、資産価値の算出方法が変わってしまうことなど、いろいろ為になる内容でおもしろかったです。

さまざまな事例に直面したお客さんの相談に乗れるように、もっと勉強せねば…と実感する会でありました。

(セミナーのテキストとして、去年のものですが、「住宅ローンアドバイザー養成講座」のテキストをもらいましたー。)

2013年11月10日日曜日

お寺+庫裡のコンペ案

先日、コンペで「お寺+庫裡」のプランを作りました。

ご本尊を配置する「内陣」、来た方々が座る「外陣」など、なかなか普段考えないような要素を考えることができて、難しかったのですが、とても興味深い案件でした。

このプランを作成するにあたり、だいぶ前に読んだ「ポクは坊さん。」白川密成著[ポプラ社発行]を読み直してみました。

家がお寺ということもあり、ふつうの若者である作者が住職になる過程を、高野山大学で密教を学ぶことなどを通して、分かりやすい視点で描かれており、とても面白い本です。

ちなみに、著者のお兄さんは「白川 在」さんという建築家の方で、白川さんが四国で住職をされている「永福寺」の新しいモダンなお堂を設計されています。